ファミレスに昔のホテルを見た

先日ランチで伺った世田谷駒沢にあるロイヤルホストさん 素晴らしいの一言!

白いジャケット(コート)を着用した店長さん

白いベストのマネージャー?

また白いカマーベストのパートさん 4名

スタッフの一体感(チーム力を大切に)

店長とマネージャーの動き(店内全てのウォッチングとパートさんのサポート)

接客は心を込めて、心地よい空間を提供します。とウェブサイトにありました

白いユニフォームの清潔さ、会話に心が通っている当り前さ、皆さんのきびきびした動き、調理場からデシャップ台がサービス用ボードの向こうに見えて安心、お料理が昔のホテルのコーヒーショップメニューで全てにこの商売の基本を感じた

https://royalhost-rec.jp/jobfind-pc/ 動画を是非ご覧ください

 

 

 

 

レストラン・飲食店の損失

ランチに成田のお店に入る
店員さんがカウンターにどうぞ と
既に6席に3人座っていて、テーブル席は5卓空いていた
当然直ぐに店を出る
こんな対応のお店のオーナーはその対応での損失が月に幾らになるのか?理解しているのだろうか?
ホテル業でも同じ
旅館でも同じ

あるビジネスホテルの話

群馬への出張の折に利用させてもらっているビジネスチェーンホテルがある
先々回はタワー駐車場で翌日の道を尋ねたら、フロントの女性が地図を
印刷してマーカーで教えてくれたお蔭で、翌日複雑な交差点でスムースに車線に入れた
先回は、駐車場の年配の男性がとても感じ良く接客してくれた
フロントの女性はチェックアウト時に笑顔で丁寧に質問に応えてくれた
(客室にバスタブがないので文句でませんか?と尋ねた)

なぜなんだろう?と振り返ってみると
そもそもが人柄の良さそうな方々ばかりで、採用時にそこを決めてとしているんだろうと思う
また管理者の素養が高いと見た

バイキングの人員

とかくバイキングをやれば人件費が浮く的話が素人から出る

バイキングほど人の手を掛けなければなりません

飲料売上のため

回転率を早めるため

お料理の出方を調理場に伝えて、いつも綺麗に並べるため

ゲストから呼ばれるのを事前にキャッチして受け止めるため

決して少ない人員でやろうとしてはダメです

クレームもその場で受け止め、機転を効かせて対処し、口コミに良い評価をいただきたい

コーヒー・紅茶位サービスする

どこかの慇懃無礼なマネージャーがバイキングだから、サービスするな!って聞いた時 終わってる方だと判断した

 

 

カバナ知ってますか


ベッドや王座などの上に付けられる移動式のテントのようなキャノピー(天蓋)を備えて、両サイドにカーテンを下げた「しのぎ場」

       海のリゾートには有って欲しいもの

基本中の基本

イールドマネジメントの衰退と、これだけ需要が拡大したのに、未だに語ってる人への閉口は私だけだろうか?ブランディングへのマーケティングを疎かにして、客層戦略にも手をつけず、ルーティンの課題も整理出来ずにいるホテル幹部にヘキヘキ!考えてみれば昭和40年代50年代にあった、売り残さないこと、フォーキャストしっかりして措置を取っておくこと、ゲストの層を見据えた運営を行っておくこと、ありましたね。結論は一緒なのに横文字に騙される人、直ぐに感化されて使いたがる人、本当に多いな!

ホテリエは表現者たれ

ホテルは劇場である。と言われた方がいます。

黙ってロビー レストランに立っている人がいる。

ゲストが前で何かしているのに、お声掛け出来ない人がいる。

黒子に徹する。と教わった時代を守っている人がいる。

ホテル業が大衆化した70年代から慇懃無礼にとも勘違いされる振舞いは求められず、その場その場の状況で演じて貰いたいものだ