秘湯・名湯の旅はオススメ
■秘湯に訪れる。
ここで言う秘湯とは、雑誌媒体で良く紹介される「隠れ家」的宿とは違って、
人々が気軽に行ける場所になく、人知れない秘境?にある宿の話をしたい。
観光地の著名な駅から乗り継いでまた乗り継いで行く、そんな人の行き交わない場所。山間とか、半島の先とか、ある島の裏側とかの一軒家のひなびた宿。
この秘境の温泉にはやはり魅力が隠されています。
施設はゆったりと建てられているので、まず景観が360度と素晴らしいところが多く見られる。
そして必ず露天風呂が敷地の一番開放された場所に位置して造られていて、
通常の浴場と行ったり来たりがまた楽しい。
食事に出される食材は当然地元のものしか入らないのが幸運!
これまた新鮮で、尚且つ珍しい材料のお料理を食することが出来る。
勿論おもてなしは近在の方々がスタッフなので、会話も盛り上がり普段にない接客となること間違いなし。
特に連泊をオススメしたい。
それは数少ないお客ならではのおもてなしがあり、お部屋毎に目が向く為にお料理は変えて配膳して下さるはず。
夜皆さんがお部屋に戻ったころに訪れる神秘的な静寂は温泉地では味わえません。
あなたも「MY 秘湯」を一ヶ所持ちませんか。(注)群馬県の宝川温泉をイメージしてご紹介。

■名湯へはチャンスがあれば一度は・・・。 

今回の提案は日本全国名湯巡りではありません。
日本はそもそも火山列島でもあり、各地方に著名な名湯なるところがあるのは必然なり。
皆さんも全国各地を訪れる機会がおありでしょうから、
その節は意外と近くに名湯がありますから見逃しなく訪れて貰いたい。
例えば神戸に行けば有馬温泉はすぐ裏山越え感覚の近さである。
四国の松山へ行けば道後温泉の坊ちゃんの湯は市電で15分程度。
函館空港では驚くほどの近さに湯の川温泉があって、函館駅前へ行くより手前にあります。
宇都宮へ行けば那須に至便で、塩原の温泉街の風情も味わうことが可能になります。
小田原の周辺には湯河原、特に奥湯河原は東京から近いわりに穴場の場所。
そして熱海にも当然近いのは魅力ですね。お帰りは新幹線で僅か40足らず。
郡山から磐越西線で50分位で会津若松の駅に行けます。このように日本の名湯は意外と身近に位置していますので、用のついでに訪れてみては如何でしょうか。
軽井沢にも周辺に温泉が多いんですよ!
足を一つ伸ばせばそこには知らない、まだ訪れたことのない名湯があなたを待っています。
長い人生の合間に「あそこへ行った。」「あそこも行った。」と心に自分自身の記録を刻んでみてはどうでしょうか?
そのついでと言ったらなんですが、必ず名湯には「お取り寄せ」に近いお土産があります。
松山の「一六タルト」と北海道の「●●●レーズンサンド」はその中でも忘れられない逸品だと思うのはわたくしだけだろうか。