ホテル・旅館業の減価償却費

●減価償却費
本当にこの言葉の意味を理解してる方がどれだけいらっしゃるのか?

ほぼほぼの方は耐久年数のある資産の支払いが残っているか?
そうでないのか?と話されるだけ

耐久年数100万円での象徴的な話
覚えておいて下さい

一例で見ると;
100万円の購入で5年償却だと毎年20万円づつ支払いのない経費と
して認めてくれる(定額法)

分かり易くその年に経常利益が100万円あったとすると
100万円に法人税を約34%=34万円
100万円に減価償却20万円すれば
80万円に法人税約34%=27.2万円
※差額6.8万円 その法人は助かる

減価・・・・・物は毎年(仮に5年)価値が下がるから
償却・・・・・毎年6.8万円法人税軽減してあげますよ

もう一つ;
100万円を60か月のローン払いなら、毎月16.666円
年間約20万円の支払いに対し、6.8万円償ってあげますよ

公認会計士とこの話題で渡り合ったことがあるが、ちゃんとここまで説明出来なかった

売上高減価償却費率 = 減価償却費 ÷ 売上高
目安は3%前後 5%までが許容範囲? 
10%超えると営業利益確保が厳しくなりますね

リゾートホテルでの体験

先日千葉県外房のホテルに投宿したら、チェックインの際の案内で、翌朝の朝食は07:15ですと言われた

リゾートって非日常の事ですよね

夕食はともかく、オペレーション上で問題があるんでしょう

良く「サプライサイド」で考えてはいけない。と言われますが、その範疇ではなく非常に問題であります

令和の時代におけるホテルの営業政策

オンライン と オフラインの必要性

オンラインだけで勝負可能の時代である
しかし、オフラインもまだあった方がと感じている
それは大先輩のお言葉でハッとした

「汗に匂いを感じられない者は信じられない」と

テクニカルな部分に加えて、やはり人間性を高めておかないと
歪んだ組織に陥りやすい

人材の定義

●先々週ホテル学校で授業に遅れて来た女性が遅延証明書を渡してくれた。何と裏に名前を書いて貰いますが、その下に[遅れて申し訳ありませんでした]と書かれてました。こういう人がホテルの採用基準だったら良いホテル出来るだろうにな!

●人の採用基準
君は人を幸せにした経験がありますか?と尋ねる。
その内容のレベルで判断する。
人を喜ばせるのは容易いのでサービス訓練でなんとかなる。
しかし幸せのレベルまで考えて行動することは献身的姿勢を持ち合わせているので、速採用

ホスピタリティ論

私感ですが、
眼に見えている事、やっている事、テクニックは違うんだろう

眼に見えないものを感じて貰えるように、いつも心持ちを鍛えることで積み重なって行くんではないだろうか

だからホスピタリティは学問になりにくいので教えることは出来ない、鍛えることは出来ても

ビジネスホテルに求めるもの

日本独特のビジネスホテル

決してホスピタリティを求めてもいけませんし、スタッフにも教育しなくても良いと思います。

ホテルと名が付いてますが、ホテルオペレーターではない業種のビジネスです。

サービスレベルは必要ですが、只々使い勝手が良ければそれが肝だと考えます。